やっぱりANAが好き

終日、香川出張。ちょっとこっそりしたような(まあ、プレゼンです)プロジェクトなので、詳細は省く。出張自体は実のある内容になりました、先生、ありがとうー。


で、香川ということだから、やっぱりうどん。今回の出張は会社のヒトと同行したのですが、急遽、一度高松駅に寄ることになり、リサーチも無く駅近くの一代というところで、ぶっかけ(小)とばら寿司をお昼ごはんにいただきました。しかし、ここのぶっかけは「あつかけ」のよう。そして、具はお揚げと山菜、わかめなどがのっています。美味しくいただきましたが。


無事、仕事を終えて帰りの飛行機は19時前。高松空港には、「かな泉」と「さぬき麺業」という2件のおうどん屋さんがあります。入る前にカウンター喫茶店(的によく空港にあるやつ)でビールを1杯いただいたのですが、同僚が「どっちがおいしいの?」と聞いたところ、おねえさんはどちらも入ったことが無いとのこと(笑)。まあ、確かに職場のそばって入らないよね。ただ、かな泉の方が老舗で、さぬき麺業は小麦の生産地にこだわるなど、どちらもチェーン系だそうです。かな泉のカラーは青、さぬき麺業は赤(朱色)。ビールを飲みながら、他の客がどっちに入るかみているやつら。「あ、赤にいった」「次は青だなー」「迷ってますね」などといいつつ。


で、うちらは結局、空いていた青の「かな泉」に入店。熱燗とじゃこ天をちょっといただいてから、

ぶっかけ(温)を頼みました。こちらのぶっかけは、湯きりしたゆで麺のうえに、大根おろし・しょうが・ごまなどがのっていて別添えのあったかいかけ汁がついているスタンダードなものです。ずるずる美味しくいただきました。


そうそう、行きの飛行機はJALで、帰りがANA(個々で予約したので同行者は両方JAL)だったのですが、今回やっぱりANAの方が個人的に好みだーと思いました。まずは機内誌。JALの方の機内誌、読んだ号のタイミングもあったと思うけど、特集記事の内容もまた本としての作り(フォントやレイアウトなど)もあんまり好みでないのです。比較すると、ANAよりデザインとか企画編集に金かけてないんじゃないの?って思いました。まあ、特集については好みがあると思うけど。それに比べてANAの「翼の王国」は個人的に満足いく読み物でした。その理由の1つに連載が多彩なこと。名画、古書、駅前の食堂図鑑(イラストレーターの)、カクテル、一般人の何でもないようなお弁当など。特集も良い、タイの漫画家(よしもとばなな好きは日記でご存知か、タムくん)と日本のしまおまほベトナムを旅するという旅行記記事。また、英国・コーンウェルの漁港を取材しているのもあったな。ちなみに、JALはハワイとイタリア・ベネチアバローロ。悪くないんだけどねえ・・・多彩性で負けがち。また、JALの読者・・じゃないな搭乗者投稿欄の内容が面白くないのよ、タイトルからして(爆)。「はじめての○○旅行」とか読みたいですか、素人の。こういうのを載せるセンスがねえ。「はじめてのアマゾン川下り」とか「はじめてのタクラマカン砂漠」なら読みたいけど、っていうのが偏ってますかね、オイラ・・・。ま、まあ、これこそタイミングだけどさ。ただ、こういう話を金曜日に同僚のデザイナーにしたところ、ANAはちょっとKu:nelとか天然生活とか、散歩の達人とかああいう系を意識している感じはあるかもね、という話になりました。確かに、そういうの好きな人はANAだなあ、ということで納得がいく。うーん、あえて言うならJALは「東京人」とかかしらね。


あ、もう1つの比較対象は音楽(機内プログラム)です。最近、普段聞けない音楽をここで聞こうという気持ちになっているのですが、ちょっと意外というか、納得したのは両方ともクラッシックの特集が「ワルツ/ポルカ」特集だったこと。申し合わせているの?同じ企画会社?と思いますが、ここで両者の差がでます。JALピアノ曲も含め、色んな作曲家のでプログラムしていましたが、ANAヨハン・シュトラウス2(←ローマ数字)、でブチヌキ特集。あと、ブチヌキ特集というと、ANAは「さだまさし」で1チャンネル使ってました。いやー、本人が歌うライブ系音源でない関白宣言や案山子を始めて聞きました。ごめんよ>長野のMご夫婦(^^;)。プログラムには、眉山やかささぎなども入っていまして、ドラマや映画を見た人も引きつけられるのでは、と思いました。

あと、洋楽チャンネルもプログラムの中に「過去にタイムスリップ」的なものを組み込んでいて、これが1973年の生まれ年だったから、聞くでしょう。選ばれた4曲は「幸せの黄色いリボン Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree@トニーオーランド&ドーン」「やさしく歌って Killing Me Softly with His Song @ロバータ・フラック」「うつろな愛 You're So Vain@カーリー・サイモン」そして、ポールの「My Love」でした。こういうタイムスリップネタは楽しいですね、ネスカフェー(笑)。というふうに帰りはとても楽しんで1時間はあっという間。しかも、落語も聞きたかったのに、時間切れ。あー、月末も飛行機に乗るのですが、JALしかない土地で悲しいですぅ。