パスポートないから出張いけません

朝から神保町のクライアントへ。子会社の仕事を手伝う(むしろ見張る?)、という立場なのだけど、フタを開けてみたら結構のめりこまされそうな雰囲気・・・とりあえず、今月末のシドニー出張は、パスポートがない(切れている)ということで乗り切ろう(笑)。だって今は寒いしさ、ぷりぱろのライブだしさ。クライアントは以前別の製品で一緒に仕事をした方だった、当日わかってお互いびっくりしたよ。終わると昼で、メナムのほとりというタイ料理屋にてBランチをレッドカレーで。バンタイ@新宿ほどのキョーレツさはなくて、マイルドで腹に優しく万人に受けるだろうな、というかんじ。バンタイは辛いのはとんでもないからねえ、その容赦ないところがいいんだけど。同行していた副社長のオゴリ、ごちそうさまんさー。


会社に帰ってから、バッタバッタと忙しかった・・・昨日からの気疲れも引きずりつつ、ぐったりとしてしまい、外ごはんの気持ち。みんちゃんが帰ってくるのを待っていたら、1冊本を読んでしまった。「夜は短し歩けよ乙女」@森見登美彦夜は短し歩けよ乙女これはみんちゃんが買った本だけど、なにやらたくさん読むものがあるとかで、先にいただきまんもす。
ちょうど、「いしいしんじごはん日記」を読んだところだったので、何となく同じ気配・匂いのようなものを感じたり。「乙女」は1つ1つの細かな面白い要素が積み重なって本になっているのだけど、この要素がいしいしんじの日常に感じた「面白さ」なのだ。へんてこで愉快で、馬鹿っぽさもある愛すべき要素が。で、エッセイや日記などとしては面白いけど、個性がありすぎてまとまりにくいそんな要素を、「乙女」はバラバラにせずうまく文体や展開で収束させている。この収束させ具合というか、落とし方が個人的には北村薫に通じている感じがするのだ。人物像の一面とか文体の一部や要素として登場する小道具とかがね。だから、読み終わってなんとなく「ミステリ」を読んだ気持ちになったよ。


■今日の晩ごはん  ▲新高円寺・龍苑にて
マーボー豆腐/ふくろたけと小松菜の炒め/ギョーザ/サンラータン(みんちゃんだけ)/かに炒飯/桃サワー

比較的最近出来た中華料理屋に入ってみる、お客はうちらだけ・・・ちょっと心配だったが、味は悪くなかったよ。値段も手頃でボリュームもあり、ラストオーダーも24時と便利だ。近所にたくさん中華料理屋あるから、経営が心配だなあ。