アニメのだめの考察

先週からの懸念、英語の論文10本のとある項目を抜き出し、レポせねばならないこと。海外業務室のOちゃんに愚痴ったら、チェックしてくれるとのこと。うはー!なんだかよく分からなかったのが半分だったから助かったよ、ありがとう。


書き忘れていたけど、アニメ「のだめ」録画して見てます。まず、思ったのがこれが最近のアニメの手法かなあというところ。スタッフが同じという「ハチクロハチミツとクローバー:未読でよく知らず)」のアニメを何かでちょこっと見たときにも感じたのだが、色使いやストーリー展開、それにキャラ、全体のトーンが一言で言うなら「平坦」。平面の漫画の世界に近づく演出なのか、静止したコマが多く、動きがない。例えばのだめが千秋先輩に蹴っとばされたときに、向こう側にぴゅーっと吹っ飛んでいくさまを表現するのじゃなくて、蹴った瞬間でストップ(多少効果線あり)的な。もちろんそういうところが効果的に使われるのは必要だけど、ありすぎると「メリハリがないのう」と思ったりする。盛り上がりに欠けるし、血肉・骨肉の音楽(←ぷぷ)が伝わってこないんだなあ。うん、多分のだめの声がアニメ声すぎだとかってのよりも、こちらのほうが今後気になるはず。いや、それより峰と千秋先輩の声の区別がつきにくいのが困るよ。主要人物なのだから、もうちょっと個性を分けた声優さんを配役したらどうかと思う。
ハチクロのアニメが評判いい、というのは聞いていたけど、多分それは内容にあったスタッフだったのだなあ、と。少女マンガのアニメ化というのはあまりいい評判を昔から聞かないのだけど、ハチクロは肯定意見を聞いてた。しかし、のだめには合わないのではないか。ハチクロの詳細を知らないので確実なことは書けないけど、美大が舞台といっても絵や芸術じゃなく恋愛が題材のメインじゃないかな?のだめはやっぱり音楽がメインで(なんならソレのみでも成立する)、別の表現(ドラマやらアニメやら)にするには、それなりに音楽(に立ち向かう姿勢)を知っていないとダメなのでは。技術的な意味より精神的な、いわば魂のぶぶん。恋愛にはぴったんこでも、音楽を表現するには向いていないスタッフだったのではないかなあ、と思えてしまった。てなわけで、現時点ではドラマに軍配がどうしてもあがってしまうのでした。もうちょっと見るよ。


夕方、みんちゃんは新横浜方面へ出かけたので、何を食べるかと思って帰宅中。タイミングがあったので、新宿で合流。あまりアイディアなく、シェーキーズに行ってサラダやピザを食べた。