猛然と

仕事にもまれていたり。が、がんばる。


木曜日は例の「1週間かかった」デリーが届くので、カシミール祭りです。

カシミールには茹でたじゃがいもと炒めた鶏肉、インドカレーには茄子とマッシュルームを炒めて加えました。いひゃー、レトルト(正式にはちょっと違うけど)カシミール、最高です。あちこちから汗をながして、うまいうまいと食べました。大根とタマネギあったから、レモンを買い足し、一緒に頼んでいたピクルススパイスで、アチャール系漬け物も添えて。


そして、金曜日もクライアントに「これこれの間は不在」などとカミングアウトしたら、仕事が押しよせ。頑張ってこなした、みんちゃんは会社飲み。iPodでポールの曲を中心に聞きながら、猛然とあちこち掃除をする。旅の前は掃除、楽しく掃除だとポールの曲という気がするので。ポールの曲で雑巾片手に踊りだしたりする。裏の家のかたが踊る影をみかけたら、さぞかしあやしかろう。ジョージの曲も聞き、胸がドキドキしてきたりして。渡英を前にしてコーフンしているみたい。やはり、特別なところだからだ。


イギリスに行ったのは、15年前と13年前。15年前はただ単にイギリスに長くいたいという欲求で、語学研修の名のもとに1ヵ月ちょいロンドン大学の寮に寝泊まりしていた(ホームステイでなくて、夏休みで空いた大学寮ステイのプランにしたため。自由にしたいしね)。勉強したくないので、クラス分けのテストでわざと間違えて回答したら、周りはみんなイタリア人の町内会のようなグループだったりした(テストの内容が文法だったからだと思われる)。でも、そのクラスメイトのイタリア人たちと、動物のようにコミュニケーションして、またこれが溶け込んだりして、ものすごく楽しかった。お互い、端々がテキトーな英語や母国語だったりするのにココロが通じたりする。自分の語学力はいうまでもなく、全くパーだったのに何か違う能力が生まれた気がした。この時、できるだけ軽いラジカセをスーツケースに入れてもっていったな。小沢健二の「犬キャラ犬は吠えるがキャラバンは進む)」をハイドパークで流し、周りの反応を見たりした。聞いていそうなのは、リスだけだったけど(笑)。
そんなダラダラ生活が忘れられず、卒業旅行もイギリス。女性5人の旅であるも、途中でスイスやドイツに行くなどバラバラ行動と、女子の大学生にめずらしいような卒業旅行。あたしがイギリスだけにいたいとかいったのが発端だったか、理解と行動力がある友人ばかりだったから本当に幸せだと思う。この場を借りてありがとう>水ギャル
その旅行はまずロンドンを見て、その後湖水地方を回り、途中で分かれた。2週間程度の旅行、半分くらいは一人でその日の宿をインフォメーションで見つけるような旅だったような。主に、イギリスの真ん中あたりにいたかな。ああ、これらを読んで、英語力があると思っちゃいけませんよ。ないから得られる楽しさでもあるような。通じなくても何とかなるというのを試したいような何か。妙な嗜好だな、今回は相当英語力鈍ってるし、楽しみかも。


どうしてその時、イギリスに行きたかったか、正直確固たるモチベーションが思い出せない。ビートルズもモンティパイソンも知らなかったのに。紅茶とかピーターラビットとか、漠然とした英国の文化にひかれてたのは事実だけど、弱いよなあ。今となったは、好きになってしまったものの土壌だから当然なのかもしれないけど、ちょっと不思議。そんな自分が、10数年後に導かれることとか。

長々と思い出話をかいてしまったな。ごめんなさい。でも、昔から変わっていないのは、この国にひかれているなあ、ということ。だから、あとちょっとで足を踏み入れられるのが、本当にうれしい。わくわくしています。