ごろごろ転がる

ゆっくり起床、昨夜の残り物の煮込みや野菜を並べて朝ごはん。文子さんのパンがごちそう、ちょっとトースターであぶった。全部食べたいところをグッと我慢したほど。そして、1日ごろごろごろと転がっていた。うさぎやどらやき(昨夜半分食べてしまっておいたもの)を昼頃食べたら、落ち込むように眠くなり、1時間半ほど熟睡。あまりに静かなので、みんちゃんは息をしているか確かめたそう。あたたかい部屋で甘いもの食べて眠る幸せよ。


■今日の晩ごはん  ▲新高円寺食堂
西京漬け(さわら・鮭)/かぶと油揚げの煮物(水菜・ゆずこしょう)/セロリの葉のきんぴら/かぶの塩もみ/ワカメとねぎの味噌汁/玄米

晩ごはん、いただきものの魚。半分ずつに分ける、どちらも上品な甘さでごはんが進むこと。特番のネプリーグは面白くないので、早めに風呂に入り、富士日記を読みふける。昭和40年ごろのお話だが、古臭い感じがしない。しかし、出てくる人たちのなんと親切で純朴なこと。惜しげもなく物をあげ、ごはんを振る舞い、困っている(例えばエンストとか)人がいるとサッと助けるなどなど・・・人の心が豊かで、ぎすぎすしてなくて、人間くさくもあり、自然や死に対する気持ちが冷静だ。自分を含め、現代の忙しなくてヘンな自己主張ばかりでコリコリ固まった気持ちがバカくさくなる感じ。読み続けてしまって眠れなくなるわ、出てくる食べ物でお腹が空くわ・・・結局、2時ごろに魚肉ソーセージをかじり、焼酎を1杯飲んで、えいっと眠った。