倉敷の旅(のはずが岡山)

jochang2008-01-14

倉敷の旅(のはず)の2日目、朝ドラを見る時間にはもう出かける準備ができているはずが、起きたら8時過ぎ。結局、出発したのは9時前。姫路→岡山間は時間短縮のために新幹線です。


朝ごはんも食べずに出たもので、まずは岡山駅についたところで、駅前のうどん屋「のんき坊」に入りました。あたしは(またしても)肉うどん、みんちゃんは梅こぶうどん(だったかな)、2個セットのおにぎりを1つずつ分けて。ずるずるっと美味しくいただいてから、路面電車でいざ、城。


岡山城は横から見るのと前から見るのとでは,随分大きさが違います。驚くとしゅっと細くなるフクロウみたいだなあ。昔のところというと月見櫓なのですが、これは入れずに外から見るだけで残念。天守閣のなかはぴかぴかとした展示で、小ぎれいな感じ。ただ、人が少なかったので、お茶所できびだんごと抹茶いただいたり、ゆっくり展示物なども見れて良かったです。それにしても、頂上(一番上)に上ったとき、屋根についていた桃のような飾りが気になります。橋の欄干についているようなアレなんですが、金色に塗られていて、どうみても「桃」。まあ、岡山だから桃にしとこう、ということにしました。この桃もそうなんですが、写真で見ると昔は金色でなかったところがあちこち金色になっていました。みんちゃんが前に来たときも真っ黒だったらしいけど。天守を見た後はぐるっと石垣まわり。素人目にも「いかにもテキトウにつみました」、というのが小早川秀秋の時代だというのが笑えます。


さて、次に橋を渡って、川向かいの後楽園に参りましょう。後楽園、これも昨日の好古園と同様、冬の寂しい庭園・・・芝生が全く枯れているもんなあ。まあ、鶴とか平面に広がる茶畑(田舎・高知の茶畑は段々畑なのでこういうスペースで広がっているのは始めて見た)とか、池とか、小山とかよかったからいいとしましょう。今度は季節のいいときに。

すっかり身体が冷えてお腹も空いたので(すでに14時)、出てすぐの食堂に入ります。あったかい店内、ビールをごくごく飲んで・・・

名物でしょ、ままかり。それと何故かオムライス(笑)。美味しかった。


おっと、いけない。そろそろ本来の目的に向かう時間だ。一度、本日の宿である駅前のホテルグランヴィアに。二人とも、あったかい室内でちょっとうたた寝してしまう。いかん、いかん。バッと起き上がって、倉敷に向かいました。ええ、チューリップのコンサート。コンサートは広島と一緒のセットリストでした。そして、バスドラが音がでかくてキツいなあ・・・割と前の方だったということもあり、右耳が痛みがちでした。広島よりもMCが多かったように思ったけど、やっぱりそろそろ終わりに近づいているからかしら。


コンサート終了後はまっすぐ岡山に戻る。駅の周辺でどこかいいところは・・と物色して入ったのは「鳥好」というお店。向かいにちょっと小ぎれいなpart2というのがあるけれど、我々は本店のいかにもな居酒屋のほうに入ってみた。いけすもあるし、これはきっと「さわら」の刺身があるぞーと。店内はでっかい「やまがた」という感じ。椅子席と小上がり的な座敷も広々、2階もあるみたい。壁には一面メニューがぺたぺた、酒飲みの魂を揺さぶるようなつまみの数々。注文を取りに来てくれたおっちゃんに聞いたら、あるって!

じゃーん、さわらの刺身。ちょっとハマチのような味わいが美味でした。他にもタコの唐揚げとか、アジさしみとか、魚を中心にビールから焼酎のお湯割りに切り替えてバクバク食べました。ファーストビールも早かったし、料理もおいしいし、いやあ、こんな店が渋谷にあったら、絶対「次期奥座候補」だね。それにしても、何だかよく分からない名前のメニュー、いろいろと壁に張ってました。あとで調べようとメモして来たのは、「のりくらっち」「まこ煮」「デビラ」「ベガ酢味噌」「ベラタ」「男いらず」・・・はて、一体なんだろう?


いい感じに酔っぱらって、さあて朝早起きして東京に戻るべ。