本がよめた

ずいぶん暖かくなってきた、春だね。こうココロがざわーざわーとしますな。と、思ったら夕方からどしゃぶり。桜が心配だ。


■今日の晩ごはん  ▲新高円寺食堂▼
ミートソーススパゲティ/アジのマスタード焼き/ゆでブロッコリ/セロリと人参のスープ

今日の「新・風のロンド」もすさまじかった・・・ああいう脚本(演出の域?)を書く人ってある意味すごい。まさしく修羅場だった(笑)。まとめて見る人もいると思うので、詳細は書かないがキーワードは「ドライアイス」と「とんかつ」。


少し気持ち的にゆとりが出てきたので、通勤や寝る前に本を読めるように。先日、対談後の食事で某クライアントの取締役さんが同席し、その際に話にでてきた「国家の品格」藤原正彦。その取締役が随分「目からウロコ」的な話をしていたので、どんなんだろうかな、と思ったのですが。うーん、スラスラ読めたし、これを講演で聞いたら面白かろうなとは思うけど。さらりと読むと、文化だとか精神だとかイロイロ「日本スバラシイ」的な訴えしか印象に残らなかった。んで、アレコレホントにそうかな?的な疑問も。わざとなんだろうけど、極論的だし断定的な内容だからね。だから、帯にある「すべての日本人に誇りと自信を与える」ってなことがあったら、日本のヤバさがでている気がするなと。この本の論旨のようなことを丸々受け入れて、誇りや自信がモドルっていうのが(また、そうしなきゃ戻らないってのが)。ううむ、取締役さんはどうだったのか、聞いてみたい・・・

そんなモケモケとした気持ちを持ちつつ、現在読んでいるのは国語教科書の思想 (ちくま新書)「国語教科書の思想」石原千秋。いやあ、こっちの方が断然面白い。ちゅうか、国語の問題やりたい!PISAやりたい!もし、自分が子供の頃にPISAみたいなのを体験してたら、文系に流れてたかもしれないなあと考えたりも。純粋に国語が楽しかった気がする。たぶん、解釈することとか議論することとか好きなのね(飲みの席では特に・笑)。